徳島カカ、コリンチャンス移籍へ現地入り。無償レンタル・買取義務3.7億円か

カカ 写真:Getty Images

ブラジル人DFカカは、徳島ヴォルティスからブラジル1部アトレチコ・パラナエンセへ期限付き移籍も構想外に。今月7日までにブラジル1部コリンチャンスへの期限付き移籍が公式発表される見込みだと、ブラジル国内で報じられている。

コリンチャンス移籍の可能性については、ブラジルメディア『グローボ』が先月21日に「2024シーズン終了後までの期限付き移籍により、コリンチャンスはカカと個人合意」とリポート。『UOL』は先月末、契約に250万ドル(約3億7000万円)の買い取り義務を盛り込むことでクラブ間合意と報じていた。

するとブラジル国内の移籍ウィンドウが7日までである中、ブラジルメディア『Gazeta Esportiva』は5日に「カカは6日に現地入り。メディカルチェックで問題が無ければ、コリンチャンスを契約を結ぶ」と報道。『Meu Timao』はレンタル料がゼロだと伝えている。

カカは昨年7月に徳島からアトレチコへ移籍して以降、公式戦で20試合に出場。母国で出場機会を取り戻していたが、今季はここまで全試合でベンチ外と一転して厳しい立場に。ブラジルメディア『um dois esportes』は先月22日に「アトレチコへの期限付き移籍期間は今年6月までだが、幹部の交代により、カカは自身の立場を失った。アトレチコが彼を公式戦で起用しない理由は、公式戦30試合以上の出場で完全獲得を余儀なくされるからだ。350万ドル(約5億2000万円)を支払わなければならない」と、出場機会激減の理由を綴っていた。

FWジョー(元名古屋グランパス所属)の古巣であるコリンチャンスは、過去に7度ブラジル1部リーグを制覇。ただ2023シーズンはサントスやECバイーア等との残留争いに巻き込まれ、13位という結果に終わっている。

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