ラツィオ撃破に導く2発!悩めるバイエルンを救ったケインが手応え「今夜は重要な夜だった」「シーズンの流れを変えられる」

頼れる絶対エースが、悩める名門に活力を与えた。

現地時間3月5日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2レグで、バイエルン・ミュンヘンは、鎌田大地が所属するラツィオとホームで対戦。第1レグは0-1で落としていたなか、3-0で圧勝し、5年連続8強入りを果たした。

圧巻の活躍を見せたのが、ハリー・ケインだ。押し込みながらゴールが遠く、少しモヤモヤして迎えた39分、ラファエウ・ゲレイロの当たり損ねのシュートにヘッドで反応。ストライカーらしく抜群の嗅覚で流し込み、2戦合計1-1とした。

これで勢いづき、45+2分にトーマス・ミュラーの4か月ぶりの得点で一気に逆転に成功すると、ケインはさらに66分、レロイ・ザネが放ったシュートのこぼれ球をきっちり詰め、勝利を大きく手繰り寄せるチーム3点目も挙げた。

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英公共放送『BBC』によれば、今季33戦33発としたイングランド代表の主将は試合後、「今夜は重要な夜だった」と手応え十分にコメント。屈辱の3連敗もあり、直近5戦でわずか1勝に留まっていたなか、「シーズンの流れを変えられる」とラツィオ撃破の重みを伝えた。

ブンデスリーガではレバークーゼンに首位独走を許し、勝点差は10まで拡大。CL敗退となれば、ほぼ終戦と言える状況になっていたなかで、会心の逆転劇は大きな弾みとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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