通ればチャンスの場面で主審がパスカット!衝撃の被害にバイエルン指揮官が怒り!元J戦士は「イエローカードが出ても仕方がない」

現地時間3月5日に開催されたチャンピオンズリーグのラウンド16第2レグで、バイエルン・ミュンヘンと、鎌田大地が所属するラツィオが激突。敵地での第1レグは0-1で落としていた前者が3-0で快勝を収め、2戦合計3-1で準々決勝に駒を進めた。

ちょっとした注目を集めているのが、スコアレスで迎えた33分のシーンだ。バイエルンが攻め込むなか、トーマス・ミュラーがゴール前で、中央のアレクサンダル・パブロビッチに折り返しのパスを送る。

ただ、その手前でまさかの事態に。パスコース上にポジションを取っていた主審が、必死に避けようとするも足を滑らせ、ブロックしてしまったのだ。パスが通っていればチャンスだっただけに、ミュラーとトーマス・トゥヘル監督は怒りを露わにした。

【画像】バイエルンからしたら、たまったもんじゃない!主審がまさかのブロック
一方、中継で解説を務めた元Jリーガーの林陵平氏は、「ナイスディフェンスになりましたね」とジョーク。そして、こう付け加えた。

「『来てしまった!』って避けようとした瞬間に滑ってしまったので、これは仕方ないですね。(自分に)イエローカードが出ても仕方がないですね(笑)。仕方ないですよ、こういうこともあるので。僕も初めて解説中に『レフェリーにイエローカードを』って言ってしまいました」

ピッチ上の“23人目の選手”による、まさかのパスカットとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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