新開発の黒豆茶 3月中旬から発売 地元産のほうじ茶とブレンド「良い香り楽しんで」 丹波篠山の茶生産組合

新発売のほうじ茶入りの「丹波篠山黒豆茶」

 丹波篠山茶生産組合(兵庫県丹波篠山市味間奥)は、地元産のほうじ茶が入った新商品「丹波篠山黒豆茶」を今月中旬から市内で売り出す。丹波地域の農産物のブランド力向上を目的にした、丹波県民局の応援事業の補助金を活用し、商品開発した。

 組合員が地元の畑で栽培した特産品の丹波黒大豆をいって砕き、粉にしたものと、丹波篠山産の緑茶をほうじた茶をブレンドし、仕上げた。

 「黒豆茶にほうじ茶を入れた商品は、市内ではほかにないはず。ほうじ茶の良い香りも楽しんで」と原田勇組合長。「丹波篠山といえば黒豆が有名だが、丹波篠山茶を知ってもらうきっかけになれば」と期待も込める。

 5グラムのティーパック10袋入りで600円。JA丹波ささやまが市内で運営する「特産館ささやま」や「味土里館」のほか、観光施設「大正ロマン館」などで販売する予定。

 同組合TEL079.594.2210(堀井正純)

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