大宮・横浜FM・名古屋に在籍。サウジ移籍マテウスが負傷離脱…全治8か月

マテウス・カストロ 写真:Getty Images

昨年8月に名古屋グランパスからサウジアラビア1部アル・タアーウンFCへ完全移籍したブラジル人FWマテウス・カストロが負傷離脱。2023/24シーズン中の復帰は絶望的だと、現地で報じられている。

マテウスは大宮アルディージャ、横浜F・マリノス、名古屋でプレー。2022シーズンにJ1リーグで8ゴールを挙げると、2023シーズンも攻撃陣の中心選手として活躍。2022年9月にはトヨタ公式YouTubeチャンネル「LAND CRUISER CHANNEL / ランクルちゃんねる」に出演した際、自身の今後について「日本代表のユニフォームを着てプレーしたい気持ちがある」と語っていたが、2023シーズン途中で日本を離れていた。

アル・タアーウンFCと2年契約を結んだマテウスだが、加入1年目からサウジアラビア1部リーグ19試合の出場で6ゴール5アシストをマーク。300万ドル(昨年8月時点で約4億3000万円)と報じられている移籍金に見合うだけのパフォーマンスを発揮していた。

しかし同クラブは、マテウスが今月5日のトレーニング中にアキレス腱断裂という大怪我を負ったと公式発表。サウジアラビア紙『アル・リヤディア』によると、同選手は手術を受ける必要があり、復帰まで8カ月を要するとのこと。一足早く2023/24シーズンを終えることが確実だという。

アル・タアーウンFCはマテウスの活躍もあり、リーグ戦22試合を終えて11勝6分5敗。2024/25シーズンAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の2位アル・ナスルから勝ち点14差の4位につけているだけに、元名古屋所属選手の負傷離脱は今後の戦いに影響を与えそうだ。

© フットボール・トライブ株式会社