ゴン・ジュンの新ドラマは人気アニメの実写化「暗河伝」か、中国ネットで話題

中国の俳優ゴン・ジュン(龔俊)がこのほど人気アニメの実写化ドラマ「暗河伝」の主役に選ばれたと報じられ、ファンの間で熱い話題を呼んでいる。

「暗河伝」は「少年歌行」を筆頭とするシリーズアニメのスピンオフ作品。刺客組織「暗河」のトップが毒に侵されたことを機に繰り広げられる組織の三大家族の裏切りと、トップを護衛する蘇暮雨が殺し屋とのスリリングな戦闘を制しながら「神医」を探し求める物語だ。

蘇暮雨役をめぐって1月ごろにゴン・ジュンとドン・ウェイ(鄧為)が有力候補に挙がっていたようだが、最終的にゴン・ジュンが抜てきされたもよう。原作者でドラマの脚本担当でもある周木楠氏が中国SNSの微博(ウェイボー)でゴン・ジュンとイン・タオ(尹濤)監督をフォローしたことでほぼ確実とみなされている。

ヒロインをめぐっては「狐妖小紅娘・月紅篇」で共演した女優フー・リエンシン(胡連馨)と「山河令」で妹役を演じたジョウ・イエ(周也)が候補に挙がっていたようだが、フー・リエンシンはその後の交際説がファンの反感を呼び、ジョウ・イエについては「山河令」兄妹がカップルになることに対する違和感や、再タッグへの期待などの意見が交差し、しばらく迷走が続きそうだ。

「暗河伝」は動画配信サービス・優酷(YOUKU)が手がける「S+プロジェクト」。一方でゴン・ジュンは「山河令」の温客行役でブレークして以来インパクトのあるキャラクターに巡り合えていない状況。ただ、古装イケメンぶりでは群を抜いていることから、ゴン・ジュン版の蘇暮雨に期待が寄せられている。(編集/RR)

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