"思春期の小6娘"のキツい態度に落ち込む母。修学旅行に【お小遣い】を渡すと → 帰宅した娘の言葉にホロリ

思春期を迎えた子どもは、それまでと違ってそっけなくなったり怒りっぽくなったり、さまざまな変化が現れます。親は、子どもの成長の証として広い心で見守らなくてはならないのですが、時にはそんな態度に落ち込んでしまうことも……。今回は、友人から聞いた娘さんのちょっとほっこりできちゃう思春期エピソードをご紹介します。

思春期真っ只中の娘

うちの娘は小学6年生で、まさに思春期真っ只中。スキンケアやストレートパーマなど、急に美容に興味を持ち始め、親の言葉に反抗したりそっけない態度を取ることもあり、子どもと大人の狭間を行き来しています。ですがこれも大切な成長! と、夫と見守っていました。

そして、小学生の一大イベント修学旅行を迎えました。あれこれ準備し、お小遣いの4千円を支給。「よく考えて使うんだよ」と伝えましたが、旅行先で自分でお金の使い方を考えるのも勉強だと思い任せました。家族にお土産買ってきてくれるかな? どうかなー? なんて、夫とこっそり話していました。

修学旅行のお土産

修学旅行から帰ってきた娘は、よっぽど楽しかったらしく、どんなことがあったかを詳しく話してくれました。無事に帰ってきて、いい思い出になったみたいでよかったと安堵していたら、「これ!」とお土産の袋をくれました。ご当地のお菓子かなと思って受け取ると、やけにずっしりしています。

「それ、全員の分買ってきたからお揃いだよ」
なにかと思い開けてみると、なんと家族4人分のイニシャル入りキーホルダーが入っていました。

アクセサリー作りを体験した後、工房のショップでカッコいいキーホルダーを発見し、気に入ったので全員分のイニシャル入りを購入したそう。しかもそのせいでお小遣いのほとんどを使ってしまい、お菓子買えなかった~と笑う娘を見て、なんだか泣きそうになってしまいました。

やっぱり子どもは可愛い

帰宅してきた夫にもキーホルダーを渡し、それぞれのカバンに付けさせると、並べてエモい写真を撮り満足そうな娘を見て、夫とこっそり「ツンデレが過ぎる!!」と盛り上がりました。思春期に入り子どもらしさが減って寂しく思っていましたが、時折見せてくれる可愛らしい様子に癒されています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira

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