「試合前の激励は驚異的な効果をもたらしたが...」CL8強入りの代償? 指揮官トゥヘルがつま先を負傷。本人は「間違ったやり方だった」と反省

現地3月5日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦で、バイエルンはホームでラツィオと対戦。敵地での第1戦は0-1で敗れていたが、アリアンツ・アレーナでは3-0の快勝を収め、2戦合計3-1とし5年連続でCL8強入りを果たした。

痛快な逆転劇となったが、試合前にまさかの事態が起きていた。トーマス・トゥヘル監督がつま先を負傷していたのだ。大手通信社『ロイター』などが伝えている。

「トゥヘル監督の試合前の激励は、火曜日にイタリアのラツィオを3-0で破ってチャンピオンズリーグ準々決勝に進出した際に驚異的な効果をもたらしたが、それは彼のつま先を犠牲にしたものだった」

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そう伝えたロイターは、指揮官のコメントも紹介。「試合前のモチベーションを高めるスピーチで、右足のつま先を負傷したんだ。その場で治療を受けたが、靴を脱ぐ勇気はなかった。彼ら(選手たち)は、なぜ私が90分間ずっと座っていたのか不思議に思ったに違いない」とのことだ。

また海外メディア『OneFootball』もこの件を報じており、『CBSスポーツ』の取材に応じたトゥヘル監督は「最後のスピーチでドアを蹴ってしまったが、間違ったやり方だった。壊れてしまったような気がする」と反省しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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