静岡大学入試(前期日程)で英語の出題ミス 解答が不可能な問題で受験者131人を全員正解扱い

静岡大学は、2月25日に実施した一般選抜個別学力検査(前期日程)で情報学部情報科学科の英語で出題ミスがあったと3月5日、発表しました。

静岡大学によりますと、出題ミスがあったのは英語の選択問題です。下線が引かれた4つの選択肢のうち、1つの選択肢につけられた下線部が「join to」であるべきところ、「join」のみだったということです。このため適切な語・表現が存在せず、解答することが不可能な問題になりました。この問題は正答が存在しないため、受験した131人を、全員正解として扱ったということです。

ミスは、25日の試験終了間際に出題責任者が発見しました。

静岡大学は「事態を真摯に受け止めるとともに社会に対する極めて重い責任を自覚し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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