「勝利につながるすべてのスタッツで上位にいた」 ウォリアーズの新人ブランディン・ポジェムスキーが月間最優秀新人賞の候補入りを逃し不満を述べる

先日発表された2月の月間最優秀新人賞には、ウェストはサンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマが選出された。そのほか、ユタ・ジャズのキヤンテ・ジョージ、オクラホマシティ・サンダーのチェット・ホルムグレン、ヒューストン・ロケッツのアメン・トンプソンが候補に挙がっていた。

その結果に納得していないのが、ゴールデンステイト・ウォリアーズのブランディン・ボジェムスキーだ。「少なくとも自分も加わるべきだったと思う」と語っている。また、軽視されることがモチベーションになることも明かした。『NBC Sports Bay Area』のマイケル・ワガマン記者がポジェムスキーの言葉を伝えている。

「2月はすべての試合に出場して、チームは11勝3敗だった。チーム内、そして全ルーキーの中でプラスマイナスのスタッツでトップだった。勝利につながるすべてのスタッツで自分は上位にいたんだ。それが自分にとって、そしてチームが勝つためには最も重要なことだと思っている」

ウェンバンヤマは2月に出場した12試合で平均21.3点、10.7リバウンド、4.5アシスト、3.9ブロックを記録しており、受賞に異論はないだろう。ポジェムスキーの2月のスタッツは平均10.8点、6.7リバウンド、5.6アシストでウェンバンヤマの数字には見劣りしてしまうものの、ドラフト1巡目19位のルーキーとして、さらにはチームにステフィン・カリーを筆頭に経験豊富なベテランが多い中で残したスタッツであることを鑑みれば、十分な結果を残したと言える。

ポジェムスキーは先週のニューヨーク・ニックス戦で腰を痛めていたが、日本時間3月6日(現地5日)からフルで練習に参加している。52点差の大敗を喫したボストン・セルティックス戦については、「プレイしたかったけど、違う視点から物事を見ることができたのは収穫だった」と語っている。

成長にどん欲な193㎝のルーキーの、さらなる飛躍が楽しみだ。

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