被災地の石川で公立高入試 集団避難者ら90人別会場に

集団避難先から金沢市の会場に入り、入学試験に臨む受験生=6日午前

 石川県の公立高入試が6日、行われた。能登半島地震で被害の大きかった奥能登地域から集団避難した生徒などで希望した約90人は、志願先高校ではなく金沢市内の別会場で受験。5校が面接を取りやめたほか、校舎が損壊した3校は他校で実施するなど、各校が異例の対応を取った。試験は7日まで。

 輪島高(輪島市)では午前8時ごろ、強風が吹く中、制服姿の生徒らが続々と校舎に入った。高校前の歩道は大きくひび割れるなど地震の爪痕が残る。平野敏校長は「地震が起きた際のシミュレーションもした。いつも通り試験に臨んでほしい」と語った。

 輪島高など敷地内に避難所が開設されている試験会場もあり、立ち入らないよう求める。

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