数値27減! 熱々の「おろし大根茶」を 寝る前に飲んで血圧対策!

更年期世代になると、自覚のないうちに血圧だけが上がる! (写真:kuro3/PIXTA)

「50歳を超えてから、食生活は変わってないのに血圧が140を超えて、高血圧と言われショック」(アラフィフ記者)

更年期世代になると、自覚のないうちに血圧だけが上がる!

「年齢を重ねると、ホルモンバランスにより脂肪の蓄積場所が変化し、血圧に影響が出やすくなると知られています。大根おろしを使ったお茶は血液の浄化作用が期待でき、質をサラサラにします」

と、教えてくれたのは、『自然やせ力』(Gakken)の著者で、東洋医学をベースにした養生ダイエットコンサルタントのEllyさん。実際、Ellyさんの夫は、血圧134/75だったのが、翌年の健康診断で、107/67と上の数値が27も下がっていたという。

「お肉や油ものを食べた日やお酒を飲んだ日の夜、週に3日ほど必ず飲んでいました。大根は、先端部分の辛みが強いところがおすすめです。大根もしょうがもこの辛み成分で体内の老廃物を排出してくれます。三年番茶は、体を温めて殺菌効果がありますが、ないときはお湯でもいい。ただし、お茶やお湯は必ず70度以上! 体が温まり発汗することで老廃物を体外に出していくのです。

また、寝ている間に消化をきちんとすることが大切。夜ご飯の後や就寝前に飲むのがいいです」

■しょうがとの相乗効果で血圧が下がる

糖尿病専門医の井林雄太先生(福岡ハートネット病院糖尿病内科部長)も、

「大根おろしには、カリウムという電解質が含まれており、腎臓が正しく機能していれば、取りすぎた塩分を尿として排出して、血圧を下げる効果が期待できます。しょうがにも血行をよくして体を温める効果があり、消化を助ける酵素が含まれているので、大根おろしと一緒に取ると相乗効果で血圧を下げるとともに、胃腸の調子を整えることも期待できます」

と、おろし大根茶が血圧対策になると太鼓判を押す!

「大根としょうがを毎回おろすのは大変ですが、多めにおろして、大根としょうが1回分ずつラップにくるみ冷凍保存しておきましょう。飲むときは自然解凍で、アツアツのお茶かお湯を注げば大丈夫。お肉やお酒など“楽しい食事”を、安心して楽しむために、ぜひ夜のおろし大根茶を!」(Ellyさん)

早速、今夜から、おろし大根茶をふ~ふ~して血圧対策しよう!

© 株式会社光文社