藤本美貴 「仲良しになろうと思ってなかった」モー娘。時代の“超強気エピソード”を告白

タレントの藤本美貴が、4日放送の『しゃべくり007』に出演。アイドル時代も今と変わらず超強気だったことを明かした。

2002年3月、17歳でソロデビューした年に、紅白歌合戦に出場した藤本。紅組のトップバッターとして歌い終えた直後、音楽プロデューサーのつんく

から「春からモーニング娘。のメンバーになってもらおうかな」といきなり告げられた。すでにソロで活躍していたアイドルがグループに入ることは異例の事態だったが、起爆剤としてメンバー入りすることになった。

当時のマネージャーからは「ミキティはこの当時かなりとがっていた」との証言が。藤本は「曲がったことが大っ嫌いなんで」と、当時から言いたい事をズバズバ言っていたと明かした。右から動く振り付けを練習していた際、先輩メンバーが「これ左からだったよね?」と言われたが、周りのメンバーが、その場を丸く収めるために左からの振り付けに変えようとする中、藤本は「絶対右です」と言い張り、録画してあったビデオをチェックして、右からが正しいことを証明したという。

スタジオで「険悪な雰囲気になるでしょ?」と心配する声が上がると、藤本は「仲良しになろうと思ってなったんですよ」と発言。強気を貫いているうち、周りのメンバーからは「これを言えばミキティが言ってくれる」と頼りにされることが増えたと明かした。

しかし、最後までモーニング娘。には打ち解けていなかったという藤本。「みんなライバルみたいな。歌割りも、どこをもらえるか分からない。写真もセンター取りたいみたいなので、当時はただただ仲良くって感じではなかった」という。「あいさつしてくれなかったら、向こうがあいさつしてくるまで私はしない」と、無視されても強気で乗り越えた藤本。それでも歌の間奏で手を取り合い笑顔でほほ笑み合う振り付けは、仕事としてしっかりほほ笑み合ったというエピソードに、スタジオメンバーは「すごい!プロフェッショナル!」と驚きの声を上げた。

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写真提供:(C)日テレ

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