不倫をする人は、相手を愛するあまり周囲が目に入らなくなることもあるようです。しかし、言わずもがな不倫は許されない行為。非常識な言動をしているといつか報いを受けることになります。
今回は不倫発覚後に相手の女性から告げられた【ありえない発想】について、友人が聞かせてくれました!
信じていた夫の不倫が発覚!
今から数年前のことです。
友人のA子は当時、夫と2人の子どもとともに何の問題もない幸せな生活を送っていました。
しかしある日、夫の不倫が発覚……!
なんと夫は、取引先の若い女性社員とお酒の勢いで男女の関係になってしまい、そのあとも相手に言い寄られてズルズルと不倫を続けていたのです。
信じていた夫のまさかの裏切りに、A子は深く傷つきました。
しかし、子どもたちのためにも曖昧にしておくわけにはいきません。
決着をつけるために、A子は不倫相手の女性も交えて事実確認と話し合いの場を設けることにしました。
不倫女の発言に唖然
夫はA子と別れる気はなく、遊びのつもりだったと言い張っていましたが、実際に相手の女性に話を聞いてみると、女性は完全に夫と再婚する気でいることが判明しました。
女性はA子に謝罪することも、悪びれることもなく、「こっちは不倫のつもりはなかったです! いずれ結婚する気でしたし!」と強気な態度。
しかも、なぜかA子の子ども2人も自分が引き取る気でいるようで、
「男親が親権を取るのって難しいっていいますけど、私と再婚して私が母親になるって言えばこっちが親権取れますよね? 私、ママになってみたかったんです♡ 大切に育てますねっ♡」
とありえないことまで言ってきました。
その時、夫婦は?
「不倫してるのに親権が取れるわけないだろ! いや、そもそもそれ以前の問題……」
A子と夫は同じことを考えていたようで、思わず顔を見合わせました。
この時点で、夫も「やばい女性に手を出してしまった」と心底後悔していたようです。
こんな非常識な女性に子どもを任せられるわけない! というか関わっているのが危険すぎる! という共通認識を持ったA子たち夫婦は、一時休戦して思わず結託。
持っている知識やコネをフル活用し、弁護士を雇い、数ヶ月かけて相手の女性となんとか絶縁することに成功したそうです。
軽い気持ちで不倫に手を染めると……
不倫騒動が落ち着いたあと、A子は夫と離婚するつもりでした。
しかし、夫からは「なんでもするから離婚だけは勘弁してほしい! 子どもたちともA子とも離れたくない!」と懇願され、「だったら不倫なんてするなよ……」と思いつつ、仕方なく関係修復の道を歩むことに。
猛省した夫は、積極的に家事育児に参加する理想的な夫になっているそうです。
まとめ
安易に不倫に手を染めると、自分だけではなく家族にまで迷惑をかけることになります。
過去をなかったことにはできませんが、A子の夫にはこれから一生をかけて償っていってほしいですね!
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの