「次元が違った!クボとの日韓戦で完勝」パリSGイ・ガンインが絶妙アシスト!久保建英との“親友対決”勝利に韓国メディアは意気揚々!「ソシエダの息の根を止めた」

注目の大一番で、日韓の至宝が激突した。

現地3月5日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2レグで、久保建英を擁するレアル・ソシエダが、パリ・サンジェルマンと対戦。敵地での第1レグを0-2で落として迎えたホームゲームで1-2と敗れ、トータルスコア1-4で敗退が決定した。

4-3-3の右ウイングでフル出場した久保は、89分に一矢を報いたミケル・メリーノのゴールの起点となったものの、厳しいチェックを受け、本領を発揮できたとは言い難かった。

一方、その日本代表MFとマジョルカで共闘し、親友関係にあるパリSGの韓国代表イ・ガンインは後半頭から途中出場。すると1-0で迎えた56分に、キリアン・エムバペに絶妙な浮き球のパスを供給し、エースのこの日2点目をアシストしてみせた。

この結果を受け、韓国メディアは意気揚々だ。『DAILIAN』は「次元が違ったイ・ガンイン。クボとの日韓戦で完勝」と見出しを打ち、至宝の活躍をこう伝えている。

「イ・ガンインとエムバペが合作したこの決勝ゴールが、逆転を狙ったレアル・ソシエダの息の根を事実上止めた」

【動画】韓国代表イ・ガンインの絶妙アシスト→エムバペのニアぶち抜き弾
記事は「イ・ガンインは後半開始と同時に投入された。ソシエダは日本代表のエースである久保が所属するチームで、日韓戦が実現した」と続けている。

「イ・ガンインは久保と少年時代から縁があり、実際にマジョルカでは同じ釜の飯を食った。両選手はこれまで親しい間柄として知られており、それぞれ移籍を選択した後、今回の試合が初対決だった」

同メディアは「イ・ガンインの身体は非常に軽かった。攻撃と守備をつなぐ役割を受けけ、速い動きでPSGの中盤に活力を吹き込み、決定的なパスで追加点を創出した」と活躍を誇示している。

「卓球騒動」を起こしたアジアカップから帰還後は精彩を欠いていたレフティが、ようやくその才能を発揮した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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