衆院長崎3区補選 自民公認候補、擁立の結論出ず 県連と党本部が協議

 衆院長崎3区補欠選挙(4月28日投開票)を巡り、自民党県連の古賀友一郎会長は5日、党本部で茂木敏充党幹事長らと協議したが、公認候補を擁立するかどうかの結論は出なかった。
 終了後、古賀氏は報道陣に「(擁立の可否で)何か特に決まったということはない」と述べた。
 政治資金パーティー裏金問題による逆風が吹く中、県連内は擁立に賛否両論がある。3日に県連幹部や本県選出国会議員を集めた会議を開いており、古賀氏は「(会議で出た)いろいろな意見を党本部の判断材料として伝えた。1日も早く(結論を出してほしい)とお願いした」と話した。
 3区補選には既に立憲民主党と日本維新の会が候補者を決めている。

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