バイエルンをCL準々決勝へと導いたケイン「これがターニングポイントに…」

バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、ラツィオ戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが5日に行われ、バイエルンはラツィオと対戦。ファーストレグを0-1で折り返したホームでの一戦は38分にケインが先制点を決めると、前半終了間際にはトーマス・ミュラーが追加点をマーク。さらに66分にもケインがダメ押しゴールを奪い、3-0で快勝。2試合合計3-1で準々決勝進出を決めた。

勝利に大きく貢献し、この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたケインは試合後、イギリスメディア『BBC』で「これは僕たちのシーズンにおいて本当に重要な瞬間だったと思う」と逆転突破を果たしたことへの安堵感を口にした。

「誰もが僕たちに注目し、ファーストレグの後にどのような反応を見せるかを見ていたけど、全員が最高のパフォーマンスを見せた。ボールを持っていても、いなくても、僕たちがもたらしたエネルギーは本当に重要なものだった。これが今季のターニングポイントになればいい。ほとんどの試合でこのようなパフォーマンスができれば、勝利を収めることができるだろう」

なお、この試合で2ゴールを決めたことで今シーズンの公式戦33試合出場で33ゴール8アシストを記録しているケインは、イギリスメディア『Squawka』によると、今季欧州7大リーグの中で40以上の得点に関与している唯一の選手になったという。それでも、同選手はチームとしてより良い成績を残せるように努力していくことを強調した。

「今夜の2ゴールには満足している。ストライカーはいつもゴールやアシストで判断される。特に今夜のような決勝トーナメントといった大きな試合ではね。チームを助けられたことは僕やチームの自信にも繋がる」

「僕はこれまでやってきたことをやり続けるだけだ。ゴールという点においては、これまでのところ僕にとっていいシーズンだけど、チームとしてはもっといい成績が残せるとわかっているからね」

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