アクーニャJr.の右ひざは問題なし 「今日にでもプレーできるよ」

昨季ナ・リーグのMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)は右ひざの違和感を訴え、チームによる検査の結果、半月板付近に炎症があることが判明した。大事には至らなかったが、念のため、カリフォルニアに移動してニール・エラトラシュ医師の診察を受けることに。エラトラシュ医師による診察の結果、すでに判明していた炎症以外に大きな問題がないことが確認され、日本時間3月29日に行われるフィリーズとの開幕戦に出場できることがほぼ確実となった。

エラトラシュ医師の診察を受けたあと、アクーニャJr.は「最高の気分だ。何事もなかったような気持ちだよ」とコメント。診察の結果次第では、離脱を強いられる可能性もあったが、大きな問題がないことが判明して安堵したようだ。日本時間3月6日にチームのキャンプに再合流し、バットを松葉杖のように使いながら足を引きずって歩き、待ち構えていたメディアを混乱させるなどの余裕も見せた。

アクーニャJr.は今後、シーズン開幕に向けた調整を再開することになる。「今日にでもプレーできるよ。僕は毎日プレーできる。でも、僕にはボスがいるからね。ボスからゴーサインが出たら、僕はプレーすることになる」とアクーニャJr.は言う。ブライアン・スニッカー監督は「トレーナーから許可が出た段階で、彼を試合に出場させることになるだろう」と話している。シーズン開幕までまだ3週間あるため、ブレーブスとしてはアクーニャJr.のオープン戦出場を焦るつもりはないようだ。

現在26歳のアクーニャJr.はメジャー6年目の昨季、自己最多の159試合に出場して打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS1.012という素晴らしい成績をマーク。史上初の40本塁打&70盗塁を達成し、満票でナ・リーグMVPに選ばれた。なお、ブレーブスは2019年4月の時点でアクーニャJr.と長期契約を結んでおり、オプションも含めると、年俸1700万ドルであと5年保有することができる。

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