天津港、今年初めて中国製風力発電ブレードを輸出

天津港、今年初めて中国製風力発電ブレードを輸出

 【新華社天津3月6日】中国天津市の天津港大沽口港区からこのほど、風力発電ブレード60枚などを積載したリベリア船籍のばら積み貨物船「KMAX EMPEROR」が出航した。天津口岸(通関地)経由での風力発電ブレード輸出は今年初めてとなる。

 同船には風力発電塔体72点と風力発電ブレード60枚が積載されている。ブレードの長さは80メートル、重さは33トンで、国際市場のニーズに合わせて中国が特別に開発した4.6メガワット(MW)の風力発電ユニットに用いられる。船全体の(貨物積載)体積は6万9千立方メートル余りで、ドイツのクックスハーフェン港に向かう。今回の業務では、天津港地区における風力発電輸送船舶として最大、1隻として最多積載量という二つの記録を樹立、同港は辰(たつ)年の港湾生産で好スタートを切った。(記者/李帥)

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