ベスト16でCL敗退も…ソシエダ指揮官は健闘への充実感「今日ほど誇らしいことはない」

ベスト16敗退となったソシエダのイマノル・アルグアシル監督[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が敗戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でパリ・サンジェルマン(PSG)と相まみえたソシエダ。敵地に乗り込んだ2月14日の1stレグを0-2で落とした中、ホームの2ndレグを5日に迎えた。

公式戦3連敗中と良くない流れでの大一番となったソシエダは、日本代表MF久保建英も先発した中、アグレッシブな入りを見せたが、フランス代表FWキリアン・ムバッペを抑えきれず15分に失点。後半にもムバッペに決められると、終盤にスペイン代表MFミケル・メリーノが一矢報いたが、2戦合計スコア1-4で敗れ、ベスト16敗退となった。

ベスト8進出はならなかったものの、イマノル監督はチームの戦いぶりに満足。選手たちの健闘を称えた。

「素晴らしいチャンピオンズリーグの試合だったので、私は彼(ルイス・エンリケ監督)を祝福した。正直なところ、PSGという強力なチーム相手に我々が成し遂げたことを非常に誇りに思っている。この試合やチャンピオンズリーグにはポジティブなことがたくさんある。(この舞台に)戻ってくるまで、それほど時間がかからないことを願っている」

「監督として今日ほど誇らしいことはない。観客からのあの拍手はここ数年のチームの努力の結果だし、彼らはそれに感謝している」

また、PSGの強さにも感銘を受けているようで、ムバッペを始めとする選手やルイス・エンリケ監督の能力の高さに言及している。

「ムバッペだけでなく、(ウスマーヌ・)デンベレ、ヴィティーニャ… 彼らには驚異的な身体能力があるし、トップレベルで、チームの集中力を保つ素晴らしい監督もいる。我々からボールを奪うにはたくさん走らなければならない」

今シーズンの残りの戦いについてもコメント。現在ラ・リーガでは7位という状況にあるが、CL、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のいずれかへの出場を目指す。

「(目標は)ヨーロッパの舞台に戻ることだ。チャンピオンズリーグは微妙だが、ヨーロッパはすぐそこにある。(残りの)12試合全てを戦い抜けば、ヨーロッパに行けるだろう」

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