家を建てるってどういうこと?先輩読者の体験から学ぼう
SNSで見かけるすてきな家。「私もいずれは戸建てに住みたい…」そんな希望はあるけれど、何から始めればいいのか分からない人も多いですよね。みんなはどうしているの?
そこで、すでに家を建てたシティ読者に、そのときのことを聞きました。困ったこと、失敗したこと、やって良かったこと、どれもリアルな話だけに参考になりますね。
M・Tさんのプロフィル
● 家を建てたのときの年齢
私29歳 夫38歳
● 家を建てる前の住居
2DKの賃貸マンション
● 完成するまでの期間
約1年
M・Tさんのマイホーム計画
ローンを組むなら若いうちに!
まずは情報収集から
元々、戸建てに住むことを考えていました。ローンを組むならば、少しでも若いときがいいと思い、本格的に家づくりをスタート。まずは、情報収集のために住宅展示場に行きました。両親や最近家を建てた友人にも話を聞きました。
ハウスメーカーとの打ち合わせのため
片道1時間半かけて通う日々
契約を結ぶことになったハウスメーカーは、友人が働いていたことがきっかけで決めました。そのハウスメーカーは埼玉県にしかなかったため、打ち合わせのたびに電車で片道1時間半ほどかけて通っていました。
重いカタログやサンプルを持って帰ったこともあり、子どもがいないときだったのでできたことだと思います。
こだわりを詰め込んだわが家は
帰りたくなるマイホームに
生活動線を考えた間取りや使いやすいキッチン、家事がしやすい設備など、これがほしい!を詰め込みました。以前住んでいた家は狭かったので帰るのが嫌だと思うこともあったのですが、完成した家は広くてくつろげる空間なので「早く帰りたい!」と思います。
動線
玄関から入って正面が和室、右手にリビングという間取り。生活感が出やすいリビングを通らずに和室に案内でき、トイレ、洗面所にも行けるようにしました。
階段の段数
建築士のアドバイスで階段を標準より1段増やしました。ゆるやかな階段は子どもが登りやすく、自分たちも高齢になったとき登りやすいそうです。
広い土間
ベビーカーや庭で使う物を置くため、土間を広く作りました。防災リュックや備蓄品なども置けます。
キッチンのオプション
私が164cmのため、標準より高い90cmのキッチンにしました。洗い物が嫌いなので食洗機は深型の大容量タイプに。蛇口は手が汚れていても使えるタッチレスにして浄水機能付きにしました。
脱衣所にスロップシンク
子どもたちの汚れ物や靴などを洗うためにスロップシンクを脱衣所に設置。キッチンや洗面台のシンクで洗うことに抵抗がある物を洗うときに便利です。
窓はもっと少なくて良かったです。24時間換気機能があるので、トイレや風呂場の窓は開けたことがありません。ここは付ける必要が無かったと思います。