パリSG指揮官がエムバペの去就に言及「彼の近い将来はおそらくここには存在しない」

パリ・サンジェルマンは現地3月5日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦で、久保建英を擁するレアル・ソシエダと敵地で対戦。2-0で勝利したホームでの第1戦に続き、アウェーでも2-1の白星を飾り、2戦合計4-1で8強に駒を進めた。

第2戦で抜群の存在感を示したのが、キリアン・エムバペだ。15分、ボックス内で敵をかわして強烈な一撃を叩き込むと、56分にはロングボールに抜け出して冷静なフィニッシュ。2ゴールの活躍を見せた。

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フランスメディア『CANAL+』によれば、試合後にルイス・エンリケ監督は「私にとって、彼は世界最高の選手だ」と語ったという。ただ、今後の去就が大きな注目を集めている絶対的エースについて、指揮官は「彼はどのチームでも50ゴールを決めることができる」と評価したうえで、「彼の近い将来はおそらくここには存在しないだろう」と付け加えた。

エンリケ監督は以前にも「遅かれ早かれ、キリアン抜きのプレーに慣れなければならない」とコメント。今季限りで背番号7がパリを離れるのは既定路線のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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