検問…JR京浜東北線・西川口駅の付近、飲酒運転を取り締まり 歓送迎会シーズン到来、周辺の飲食店で酔ったまま運転も 翌朝まで残ったアルコール、検出されるため注意

取り締まりを行う警察官(川口署提供)

 飲酒運転による交通事故が増加していることを受け、埼玉県警川口署などは2月26日夜、JR京浜東北線西川口駅西口付近で飲酒検問を行った。同署のほか蕨署、交通機動隊員ら18人が参加し午後10時から2時間かけて取り締まった。

 管内では飲酒運転が後を絶たず、川口署は昨年1年間で26件(一昨年比1件増)の飲酒運転を取り締まった。同駅周辺の飲食店で飲酒していたケースが一定数あったことから、根絶に向けての対策が求められていた。

 この日は酒気帯び運転1件を含む道路交通法違反容疑で4人を検挙。交通整理をしつつ簡易的なアルコールチェッカーを使って運転手の呼気を計測し、ライトなどの外見的な整備の確認も行った。

 川口署の満保利光交通課長は、3月は歓送迎会のシーズンで飲酒の機会も増えるとして「飲酒直後はもちろん、翌朝にアルコールが残っている場合もある。しっかりアルコールチェックをするなどして注意してほしい」と呼びかけている。

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