日本酒の製造技術の向上を目指して、岩手県内でつくられた新酒の香りや味を審査する鑑評会が6日、盛岡市で行われています。
鑑評会は春と秋の年2回行われているもので、今回は、岩手県内18の酒蔵で去年の秋から今年の冬にかけて造られた新酒が出品されました。
審査するのは県酒造組合の担当者や仙台国税局の職員など13人です。
審査員は、銘柄が分からないよう試飲用のカップに注いだ日本酒を口に含み、香りや味について4段階で評価をつけていました。
今シーズンの酒造りは去年の猛暑による影響で酒米が硬く、溶けにくいという難しい条件でしたが、それぞれの酒蔵の努力で全体的に雑味のないおいしい酒に仕上がっているということです。