エンゼルス投手陣、絶好調の元チームメイト・大谷翔平を完璧に封じる

◆ 大谷は3の0で交代、連続出塁は「7」でストップ

エンゼルス投手陣が5日(日本時間6日)、昨季までチームメイトだったドジャースの大谷翔平選手(29)を完璧に封じた。

大谷は「2番・指名打者」でオープン戦4度目の出場。この日は移籍後初の古巣戦出場ということもあり、試合前には盟友・トラウトと抱き合うシーンも見られた。

エンゼルスの先発は、昨季4勝を挙げた右腕のシルセス。初回は安打と牽制悪送球で無死二塁のピンチを招いたが、続く大谷を最後は153キロの直球で空振り三振に仕留めた。

3回は一死一塁で大谷の第2打席。エンゼルスはここでシルセスに代わり、昨年12月にブレーブスとのトレードで獲得した左腕のトーマスが登板した。トーマスは初球から2球連続ボールとしが、ここからカウントを整え2ボール2ストライク。最後は渾身のアウトロー速球が決まり、大谷を見逃し三振に仕留めた。

5回は二死一塁で大谷の第3打席。エンゼルスは新加入の4番手右腕・スニガが大谷を中飛に退け、3投手で昨季のア・リーグ本塁打王を3打数無安打2奪三振に抑え込んだ。

大谷は前日まで、オープン戦3試合に出場し打率.714(7打数5安打)、1本塁打、5打点、OPS2.207を記録。2四球を含めこの試合前まで7打席連続出塁中だった。しかし、この日は古巣投手陣に封じられ3打数無安打2三振で途中交代。オープン戦初の無安打となったが、それでもまだ打率.500、OPS1.583をマークしている。

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