東日本大震災発生から13年を迎えるのを前に、青森県は5日、県庁北棟1階の来庁者ロビーで、写真パネルなどの展示を始めた。11日まで。
同展示は、震災の記憶を風化させないために2015年から実施しており、今年で10回目。津波被害に見舞われた八戸市、三沢市などで撮影された建物被害や避難の様子のほか、物資の搬入を手伝う高校生ボランティアの活動を伝える写真パネル8枚などを展示している。
県防災危機管理課の畠山裕太主査は「展示を見て震災の教訓を思い出してほしい。地震発生時の避難場所や備蓄などを改めて確認し、県内で被害が予想されている海溝型地震にも備えてほしい」と話した。