アカデミー賞ノミネート『ロボット・ドリームズ』11月公開決定 NYを舞台にドッグとロボットの友情を描く! 特報も解禁

映画『ロボット・ドリームズ』メインビジュアル(C)2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL

第96回米国アカデミー賞ノミネート作品『ロボット・ドリームズ』が、11月に全国公開されることが決定。あわせて特報映像とティザービジュアルが解禁された。

1980年代のニューヨークを舞台に、ドッグとロボットの友情を描く物語。本年度米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネートのほか、アニー賞、ヨーロッパ映画賞、ゴヤ賞ほか、数々の映画賞を受賞している。

監督を務めたのは、『ブランカニエベス』(2012年)が第27回ゴヤ賞にて作品賞を含む最多10部門を受賞したスペインを代表する名匠パブロ・ベルヘル。アニメーション映画へは初挑戦ながら、サラ・バロンのグラフィックノベルをもとに、シンプルながら切なくも温かい作品を作り上げた。

このたび公開された特報は、人間のように動物が生活する世界において、ニューヨークの街で一人暮らす主人公・ドッグが、電子レンジで調理する様子からスタート。“チン”という音がこだまするほど静かな暗闇の部屋で、おもむろにブラウン管テレビのチャンネルを回していると、目を引く通販番組が放映されていた。

ジャズピアノの音色に乗せて宅配便で届いたのは、何とロボット。映像には、自ら組み立てたロボットと共に暮らすこととになったドッグが、ぴょーんと大ジャンプをしている瞬間や、証明写真機で記念撮影を楽しむ姿、ブルックリン橋を臨むベンチに2人仲良く座っている様子などが収められている。

あわせて解禁されたティザービジュアルは、ドッグとロボットの仲良しぶりが伝わるデザインとなっており、「その出会いに世界中が恋をした」とのキャッチコピーが添えられている。

本編では、アース・ウインド&ファイアーの名曲「セプテンバー」に乗せて、世界観を彩りよく表現。『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞「作品賞」などを受賞したギレルモ・デル・トロ監督は、「美しく、想像を遥かに超え、そして温かい」とコメントを寄せている。

アニメ映画『ロボット・ドリームズ』は、11月より全国公開。

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