玄米4キロで「レターパックの限界」に挑戦してみた猛者あらわる マジで送れる?本人と日本郵便に聞く

日本全国どこでも一律の料金で書類や物品を郵送できるレターパック。

色々送れるし、量もかなり入るし、何度もお世話になっているという人も、多いだろう。

そんなレターパックの「限界」を見たくはないか? もうこれ以上はいらないよ!とはちきれんばかりの、レターパックを......。

パンパンだ!(画像は投稿者の投稿より、以下同)

こちらは、2024年2月18日にとあるXユーザーが投稿した画像。写っているのは対面受け取り用の「レターパックプラス」の封筒なのだが......めっちゃくちゃパンパンに膨れ上がっている。

投稿によると、この中に入っているのは「玄米」。しかも、規定重量いっぱいの4キログラムを詰め込んだという。

日本郵便公式サイトの規定を見ても「玄米を送ることはできない」という記述は見当たらないし、重量も守っているなら......いける、のか? 大胆すぎる試みに、X上ではこんな声が寄せられている。

「これで米送れるんだ」
「レターパックでげんまい送れは全て飯です」
「送られた人もびっくりね」

なぜレターパックで送ろうと思ったのか。Jタウンネット記者は20日、投稿者に話を聞いた。

「適切に梱包いただければ」

投稿者によると、きっかけは手持ちの玄米が余っていたことだった。そこで、自力で精米してみたいと言う友人に送ることになり、手軽で安いレターパックを採用した。

まずレターパックを枕状に膨らませ、その状態で先に封をしてしまう。そして後から漏斗がわりの紙を穴に入れ、玄米を直接注ぎ込んだそう。

最後にテープ類で穴を補強して中身がこぼれないように密閉したら、完成だ。

「意外と普通に入って驚きました。その後、特に問題無く窓口で発送できましたし、送り先にも無事に届いています」(投稿者)

画像は再掲

レターパックで玄米を送るのは、規定的にも問題ないのか? 記者が改めて日本郵便に取材すると、以下のように説明した。

「既定重量以内で、輸送途中で中身が漏れ出ない等適切に梱包いただければ、内容品が玄米である事を理由にお引き受けを断るものではありません」

なお、日本郵便公式サイトによると、レターパックの一部を切り取るなど、形を加工して差し出すことは出来ない。玄米以外でレタパの限界を試したくなった読者の皆さんは、ご留意を。

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