「相鉄ポイント」カード切り替え 再開予定日を延期

3月にスタートした相鉄ポイントのカード(相鉄グループ提供)

 相鉄ホールディングス(HD、横浜市西区)は、新たな共通ポイントサービス「相鉄ポイント」に対応する一部の特設カウンターで、カードの新規入会や切り替えの受け付けを13日まで中止すると発表した。

 当初は8日から一斉に再開する予定だったが、カウンターの運営に必要な人員の確保が難しい状況にあるとし、実施を延期することとなった。

 中止の店舗は、そうてつローゼン厚木林店や伊勢原駅前店など28店舗の特設カウンター。14日以降から段階的に再開を予定しているという。また東寺尾店は、27日で閉店することになったため、今後は特設カウンターを設けない。

 そうてつローゼン港南台店やかしわ台など11店舗は、8日から再開予定。相鉄ジョイナス(横浜市西区)やジョイナステラス二俣川(同市旭区)などの商業施設では、引き続き受け付けている。

 同ポイントは、相鉄グループの商業施設で利用可能な「ジョイナスポイント」(会員約45万人)と、そうてつローゼンの「ウェルカムカードポイント」(約62万人)を統合した新サービスで、今月1日から始まった。既存のカード利用者は2025年3月末までに新たなカードに切り替える必要がある。

 担当者は「お客さまには大変なご迷惑をおかけし、おわびする」としている。

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