2000年の映画『あの頃ペニー・レインと』のペニー・レイン役で一気に注目され、その後も幅広い活躍を続ける女優のケイト・ハドソン(Kate Hudson)が、歌手としてのデビュー・シングル「Talk About Love」のミュージック・ビデオを公開した。
キンバリー・スタックウィッシュが監督し、ロサンゼルスで撮影されたこのビデオでは、ケイトが偶然対運命のニュアンスと恋に落ちた時の興奮を探求している。
<YouTube: Kate Hudson - Talk About Love (Official)>
監督のキンバリー・スタックウィッシュは同ビデオについてこう説明している。
「“Talk About Love”は、偶然の出会いのつかの間の瞬間に経験する“もしも”を探求しています。このビデオは、喜びや愛を追い求めるのではなく、目の前にある喜びや愛を見つけることがテーマになっているんです。ケイトと私にとって、ビデオは歌詞に忠実であることが重要で、今を生き、今を味わうという力強いメッセージを視覚的に表現しました」
今年1月、彼女はこの新曲をリリースした。パール・ジャム、マドンナ、シェリル・クロウに影響を受けたという彼女がアーティストとして楽曲をリリースするのは時間の問題だったと語っている。
「“影の自分”のようなもの。“目には見えないけれど、いつも一緒にいて、自分の一部になっているもの”なんです。私は一人暮らしを始めて以来、いつもピアノのためのスペースを持っていました。子供の頃から曲を書き、歌の中で人生を目の当たりにすることに夢中でした。でも、常にその瞬間、音楽のためにそこにいることができるかどうかということに行き着くんです。ついに、私にとってその時がやって来たんです」
彼女が、リンダ・ペリーとミュージシャン/ソングライターであるダニー・フジカワと共作したロック・ポップ曲「Talk About Love」は、シンセ、ギター、そして聴く者を惹きつけて離さないリズム・トラックが織りなす煌びやかなメロディーにのせて、夢見るものを求める方法についての真実を伝えている。
「最初のシングルは一つしかないものなので、美味しくてセクシーで、私が信じているものすべてを詰め込みたかった。開かれていて、何か力強いものを見つけるために探求するような作品にしたかったのです。でも同時に、ロック、ポップ、ダンス・ミュージック、そして私が大好きなオルタナティヴ・レコードの要素も取り入れたかった。1曲にまとめるのは大変でしたが、ありがたいことに、素晴らしい人たちに協力してもらえました。そうしてこの作品が完成したんです」
Written By Will Schube