あなたはどちらのタイプ?高血圧の2つのタイプの調べ方とは?【1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法】

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高血圧には2 つのタイプがあります。自分はどちらの傾向が強いのかを知ると、体に起きていることがわかり、有効な改善策につなげられます。

ステップ1:血圧を測る
血圧の測定が正しくできていないケースは意外に多いもの。以下の3 つの点に注意して実践してください。
ポイント① 姿勢を正す:脚は組まず、背すじを伸ばして自然体で座ります。5~6回深呼吸をして心を落ち着かせましょう。
ポイント② 心臓の高さで測る:手のひらを上に向けた状態でテーブルに腕をのせます。腕に巻いたカフを心臓の高さに合わせることが大切
ポイント③ 利き手と逆側の腕で測る:利き手で血圧計を操作するため、利き手とは反対側の腕にカフを巻きます。イラストは右利きの場合です。

ステップ2:ツボの「人迎(じんけい)」を押す
血圧の測定が正しくできていないケースは意外に多いもの。以下の3 つの点に注意して実践してください。
ポイント① 「人迎」は血圧に対して即効性のあるツボ。ツボ押しの効果があると、すぐに血圧の変化が見られます。
ポイント② 人差し指と中指をそろえ、中指をツボに当てます。首の中心(内側)に向かい、息を吐きながら5秒かけて押し、息を吸いながら5秒かけて離します。これを5回繰り返し、反対側も同様に行ってください。
ポイント③ 喉仏を起点として左右に指幅2本分の位置が「人迎」のツボ。

ステップ3:再度血圧を測る
ツボ押しの後に血圧を測定した結果、最高血圧が1回目よりも10mmHg 以上下がるようであれば、精神的な要因が強い可能性があります。

1 回目と2 回目の最高血圧の数値の差が
10mmHg 未満 or 変わらない・上がった⇒フィジカル高血圧
10mmHg 以上下がった⇒メンタル高血圧

出典:『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』

【書誌情報】
『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』
監修:加藤 雅俊

いまや現代病とも言われ、高血圧患者はおよそ4300万人いるとも言われています。血圧は健康診断などで指摘されても、すぐに病気になったり状が現れるわけではないため、放置したり、降圧剤を飲んで数値を改善している人も多いのではないでしょうか。降圧剤に関しては数値が下がっても飲まないと元に戻ってしまったり、予防としても一生涯飲み続けることになる場合が多く、医療費がかかったり、通院にはそれなりの時間もかかります。そんな高血圧に悩む人たちに向けて、本書では血圧本で数々のベストセラーを出している著者による、“薬いらず”“減塩なし”で、誰でも簡単にできる血圧がみるみる下がっていく“最強1週間プログラム”を紹介します。血圧が高くなる原因には『身体』と『心』の二つがあるため、まずは自分の血圧はどちらが原因で高くなっているのか簡易チェック!その上で、肺から血圧にアプローチする『胸郭ストレッチ』、押すだけで10以上下がる『降圧ツボ』、心も体も整う『加藤式呼吸法』など、時間もかからず誰でも即できるのに、驚くほど効果がある方法を毎日取り入れやすい1週間プログラムにして紹介します。さらに一回下がっても元に戻らないために、しっかり正常な血圧を維持していくプログラムも紹介。 高血圧で薬をやめたい方、薬を飲むか迷っている方、減塩せずに食事を楽しみたい方など、高血圧に悩んでいる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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