油彩や版画「花咲く四国」鮮やかに 県美術館で公募展に89点

花が彩る四国の名所を切り取った力作が並ぶ展覧会

 「四国の花の里」をテーマに公募した「第39回地展―地域を描く美術展」が6日、愛媛県松山市堀之内の県美術館で始まった。花が彩る景色を鮮やかに切り取った油彩や版画など89点が並ぶ。10日まで。

 絵画を通じて地域の活性化を目指すNPO法人地域美術展協会が主催する。最高賞の地展大賞には長野雅彦さん(62)=松山市=のアクリル画「豊穣の秋・内子」が選ばれた。のどかな稲刈りの風景と赤いヒガンバナの取り合わせが美しい。

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