「かなしきデブ猫ちゃん」の外伝絵本、みんなで読んで 松山・興居島小に大一ガスが寄贈

興居島が登場する絵本を受け取る興居島小学校の児童=6日午後、松山市泊町

 愛媛新聞で昨年連載された創作童話「ジャックの“1ばん”さがし」の絵本が完成し、刊行に特別協力した大一ガス(松山市)が6日、松山市泊町の興居島小学校に寄贈した。県内全ての小学校や特別支援学校に計約300冊を贈る。

 「ジャック―」は小説家・早見和真さん(2016~22年に松山市居住)と絵本作家・かのうかりんさん(今治市出身)の創作。四国中央市で暮らす猫のジャックが愛媛を旅し、いろいろな「一番」を探す物語だ。「かなしきデブ猫ちゃん」シリーズの外伝として23年4~7月に連載した。

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