ドジャース・大谷翔平「違和感はなかった」 移籍後初の古巣戦は3打数無安打 

Ⓒゲッティイメージズ

初の無安打も仕上がり具合には手ごたえ

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地時間5日(日本時間6日)、エンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場。3打数無安打に終わった。

初回の第1打席で空振り三振に倒れ、3試合にまたがって継続していた連続出塁が7でストップ。第2打席も見逃し三振に終わり、2打席連続三振を喫してしまう。

迎えた5回裏の第3打席、自身のピッチクロック違反により1ストライクからのスタートという難しい状況で速球をはじき返したが、打球はセンターを守るマイク・トラウトのグラブの中へ。6回表終了時に試合から退いたため、3打数無安打で古巣戦を終えた。

試合前には盟友であるトラウトと熱いハグをかわすシーンが現地でも大々的に報道され、大谷も「いろいろな人と話せました。(大型契約に関して)おめでとうという声が多かったですかね」と元チームメイトとの再会を回想。

“エンゼルス相手の試合に変な感じはしなかった?”という質問には「向こうのホームだったらちょっと違うかもしれませんが、こちらのホームだったので。その点では違和感はなかったかなと」とコメントしている。

この日は快音が響かずも、徐々に迫ってきた開幕に向けては「きょうは久しぶりのナイターで見え方もちょっと違ったりしましたが、その辺は試合をこなしながら」としたうえで「打席のクオリティは上がってきている」と手応えは上々の様子。

今後については、今回のナイター明けでデイゲームとなる現地6日のホワイトソックス戦に出場する意思を示し、「スケジュールを見た時に出た方がいいかなと。打席数を稼ぐという意味でも大事」とコメント。

6日のホワイトソックス戦と言えば、山本由伸の登板が予定されているだけに、この春はじめての“共闘”にも注目が集まる。



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