バイエルンのトーマス・トゥヘル監督がアクシデントに見舞われていたようだ。
5日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのラツィオ戦に挑んだバイエルン。敵地での1stレグを0-1で落としていた中、イングランド代表FWハリー・ケインとドイツ代表MFトーマス・ミュラーのゴールで2戦合計スコアを3-1とし、逆転での準々決勝進出を決めた。
これにより、5シーズン連続のCLベスト8入りとなったバイエルンだが、トゥヘル監督は試合中、足の痛みとも戦っていた模様。勝利後に『CBS Sports』の取材に応じると、インタビュアーのピーター・シュマイケル氏に骨折の可能性を伝えた。
「痛い、痛めてしまった。試合に向かう直前のスピーチでドアを蹴ったんだが、よくない形でのキックだったから、骨折したように感じる」
チームに檄を飛ばすため、代償を払っていたトゥヘル監督。状態は危ぶまれるが、結果に繋がったことがせめてもの救いだ。