千葉県大網白里市は3月6日、人生の最後をより良くするための準備「終活」を支援するための協定を、民間の終活支援会社と結びました。
協定の締結式が6日、大網白里市役所で行われ、大網白里市の金坂昌典市長とイオンライフの中村敏之社長が協定書を取り交わしました。
協定では、市とイオンライフが協力して市民からの葬儀や介護、相続などについての相談に対応することや、「終活」に関する講習会を開催することなどが盛り込まれています。
また、終活で何をすれば良いかを整理するための冊子「エンディングノート」の無料配布を、市の高齢者支援課の窓口で再開するということです。
大網白里市では2024年1月末時点で65歳以上の高齢者の割合が34%を超えています。
金坂市長は「今回の協定締結は市民の不安を取り除き、安心して生活できる環境づくりに役立つ」と期待を寄せました。