メッシのパリ五輪参戦はある? 盟友マスチェラーノ監督が交渉状況を明かす。ディ・マリアは不参加濃厚

Uー23アルゼンチン代表のハビエル・マスチェラーノ監督が、リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)のパリ五輪参戦の可能性について語った。大手スポーツメディア『ESPN』などが伝えている。

かつてメッシとタッグを組み、北京五輪では共に金メダルを獲得した39歳のレジェンドは以前、「メッシがオリンピックでプレーしたいのなら、私は大歓迎だ。レオには代表チームへの門が開かれている」と発言。オーバーエイジとしての招集を示唆した。

ただ、同時期にはコパ・アメリカも開かれ、クリアしなければならない問題が複数あるなか、マスチェラーノ監督は新たにインタビューに応じ、現状をこう説明した。

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「レオとは今後も話を続けることで合意した。彼はインテル・マイアミでシーズンを始めたばかりだし、オリンピックまではまだ時間がある。それに、この夏にはコパ・アメリカも控えている。簡単な状況ではない。

彼が本当に(パリに)行くエネルギーを持っているかどうか、確認しないと。迷惑やプレッシャーをかけるつもりはない。私たちは事前に招待状を送り、考えるべき物事や所属クラブと話し合うために必要な全ての事実を伝えた。インテル・マイアミやMLSと両立し、しばらく欠場するのは簡単ではない。彼は適切な時期に決断するだろう」

同監督はまた、同じくオーバーエイジ候補に挙がっているアンヘル・ディ・マリア(ベンフィカ)に言及。不参加の意思を受けたと明かした。

「ディ・マリアは『大会に行くつもりはなく、他の選手に経験させたい』と言っていた」

ワールドカップに続く世界大会制覇を目ざすアルゼンチンは、いったいどんな陣容で臨むのか。マスチェラーノ監督の交渉力にも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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