望月慎太郎がBNPパリバ・オープンで予選突破し初戦で世界69位と対戦! 2回戦で王者ジョコビッチと対戦の可能性

望月慎太郎がセットを落とさず予選を突破

現地3月5日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)シングルス予選決勝が行われ、望月慎太郎(木下グループ/世界ランク149位)はベンジャミン・ハッサン(ドイツ/同156位)を6-4、7-6(4)で下し、本戦入りを果たした。

20歳の望月は、今季初戦となった「香港オープン」(香港/ATP250)や全豪オープンで本戦入りするも勝利を挙げられず。その後も予選突破をできないでいた。

今大会では予選1回戦で元世界ランク8位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同117位)を6-4、6-3で下し、予選決勝に進出。この日行われた予選決勝では、男子国別対抗戦デビスカップで綿貫陽介(SBCメディカルグループ)を破っているハッサンとの対戦となった。

第1セットでは第5ゲームでのチャンスを生かして6-4でセットを奪うと、第2セットは先にリードする展開を作るも守り切れず。それでもタイブレークをものにして、ストレートで本戦入りを決めた。試合時間は1時間41分だった。

本戦1回戦で対戦するのは、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア/同69位)。両者は2022年10月の韓国・釜山でのチャレンジャー大会で対戦し、6-4、6-3でブキッチが勝利している。望月は昨年のツアー初勝利から4強入りする快進撃を見せた「木下グループジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)以来のツアー勝利を狙う。なお、望月が勝てば、2回戦では今大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)と対戦することとなる。

本戦ストレートインのダニエル太郎(エイブル/同76位)は、1回戦でダニエル・エライ・ガラン(コロンビア/同84位)と対戦する。

© 株式会社キャピタルスポーツ