ボーン上田賞に2記者 ウクライナ報道を評価

 国際報道で優れた業績を上げたジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」の2023年度の受賞者に、いずれもウクライナ関連の報道で成果を上げた産経新聞外信部次長兼論説委員の遠藤良介記者(50)と、読売新聞欧州総局長の尾関航也記者(51)が6日、選ばれた。授賞式は29日。

 遠藤氏はウクライナの現地ルポなどが評価された。同国でクリミア半島政策を統括するタミラ・タシェワ氏から「全領土奪還へ妥協しない」との発言を引き出した。

 尾関氏はウクライナのゼレンスキー大統領とフィンランドのニーニスト大統領(当時)、エストニアのカラス首相ら関係国首脳へのインタビューを果たした。

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