「港珠澳大橋」もじっくり観光できる特別観光列車が今月20日から運行へ―中国メディア

港珠澳大橋の観光の試験運用が2023年12月15日に正式にスタートしたのに続いて、今月20日には、「じっくり観光特別列車」が北京・豊台駅から出発することになっている。

港珠澳大橋(香港・珠海・マカオ大橋)の観光の試験運用が2023年12月15日に正式にスタートしたのに続いて、今月20日には、「じっくり観光特別列車」が北京・豊台駅から出発することになっている。中央テレビニュースが報じた。

「じっくり観光特別列車」は12日間の予定で、北京を出発して南下し、浙江省、福建省を通過し、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)に向かい、その後北京に戻ることになっている。浙江省では美しい西湖や莫干山、南潯古鎮を観光し、福建省では泰寧県をじっくり観光し、寨下大峡谷や九竜潭などの自然の景観を満喫する。復路では、南岳衡山や蔡倫竹海を観光して、美しく咲き誇るツツジ畑を楽しむことができる。また香港特別行政区や澳門(マカオ)特別行政区でも一泊することになっており、「港珠澳大橋」を観光し、大湾区の独特の魅力を体験できる。

特別観光列車には、エアコン完備の4人用普通個室寝台車両が採用されており、ベッドの幅は普通の寝台車両よりも8センチ広くなっている。全行程で、専属のシェフチームが中国北方エリアのスタイルをメインとした各種グルメを提供してくれるほか、誕生日を迎える旅客には特別メニューも提供される。また、ハラルメニューも提供される。また旅客の健康や安全を保障するための医療スタッフ2人も同行し、関連の救急用具や薬品も準備されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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