札幌市はマイナンバーカードを活用してさまざまな引っ越し手続きをオンラインで一括化するサービスを導入します。新たなサービスは、市民が市のポータルサイトで引っ越しの申請を行う際、マイナンバーカードを活用することで転入などの情報が電気やガス事業者にも連携され、引っ越し手続きが簡略化されるというものです。先月、札幌市とデータ連携システムを提供するＮＴＴデータなどが協定を結び、きょう、事業者を対象とした説明会が開かれました。市はマイナンバーカードの普及率向上に、事業者は新規の顧客獲得につながると期待されています。
札幌市デジタル企画課柄沢課長「（今まで引っ越し手続きは）新聞や電気、ガスそれぞれの事業者で行っていたが一回で済むようになる」「（普及のために）マイナンバーカードを利活用して利便性を実感できる取り組みが必要」
今後、試験運用をしたのち、ことし6月末までのサービス開始を目指します。
