染谷将太が「イップス」ですご腕の人権弁護士に。「篠原涼子さん、バカリズムさんのコンビと早くお会いしたい」

染谷将太が、フジテレビ系で4月12日にスタートする連続ドラマ「イップス」(金曜午後9:00、初回15分拡大)に出演することが分かった。

篠原涼子バカリズムがダブル主演を務める「イップス」は、心の葛藤による影響などでできていたことができなくなってしまう心理的症状=イップスを抱えた2人が事件を解決していく物語。絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながら犯人を追い詰めていく完全オリジナルストーリーだ。犯人が仕掛けたトリックを暴いていく謎解きミステリーでありながら、コミカルな会話劇と世界観で描かれる。小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)が“絶不調コンビ”を組む。

染谷が演じるのは、人権派弁護士であるミコの弟・黒羽慧。姉も認めるすご腕で、世間では“人権王子”という異名で呼ばれるほど。小さい頃からミコとミステリー作品を読みあさっていて、ミコと一緒にトリックを予想したり、オリジナルのトリックを考えたりしていた。大人になった今でも、ミコとはたびたび連絡を取り、小説が書けなくなってしまった姉を応援。よき相談相手となっている。実は、森野とも因縁がある。

篠原とは初共演、バカリズムが脚本・出演していた2023年の「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)ではクレジット上での共演のみだったが、「イップス」では因縁も感じさせる関係性での共演となる染谷。オファーを受けて「この新感覚なミステリードラマに参加させていただけるのが楽しみでしかありません! 篠原涼子さんバカリズムさんのすてきなコンビを現場で見るのが今から待ちきれないです!」と期待を寄せる。

台本を読んでの感想を「思わずクスッとしてしまう軽快な会話劇を繰り広げながら事件を解決し、その謎の真相には重厚な人間ドラマが隠れているストーリーで、あっという間に読み終わってしまいました」と明かし、演じる慧に関しては、「自分の信念に生きる人間だなと感じました。その信念とは一体何なのか…。演じるのが楽しみです」とコメント。

あらためて「篠原さんは、いつも作品ごとに違う印象があり、この作品でまた違う篠原さんが見られる気がしていて、間近で見られるのがうれしいです。ミコのよき相談相手になれるように頑張ります! バカリズムさんが書かれたドラマに出演させていただいたのですが、一緒にお芝居をさせていただくのは今回初めて。役者・バカリズムさんと現場でお会いできるのがうれしいです。このお二人のいとおしいコンビと早くお会いしたいです!」と目を輝かせている。

ドラマを手掛ける宮﨑暖プロデューサーは「染谷さんは初めてスクリーンで拝見してからずっと、ご一緒したいと思っていた憧れの役者さんのお一人でした。演技力はもちろん、どこか憂いをたたえたオーラとその存在感で、この慧という役を台本以上にパワーアップさせてくれると信じております! 慧は人権弁護士でありながら裏の顔もありそうな人物。ネタバレになってしまうのであまり言えませんが、物語の鍵を握る人物なので、ぜひご注目ください!」とアピールしている。

なお、監督を務めるのは、バカリズムも脚本に関わっていた、「素敵な選TAXI」や「ロス:タイム:ライフ」(ともにフジテレビ系)の筧昌也氏。脚本は、「となりのナースエイド」(日本テレビ系)、「ドラゴン桜」(第2シリーズ/TBS系)など近年話題のドラマ作品を多く手掛けるほか、「素敵な選TAXI」や「黒い十人の女」(日本テレビ系)で、バカリズムへの脚本協力を経験しており、親交があるオークラ氏が担当する。なお、毎話登場する犯人役には、多彩な顔ぶれとなる豪華ゲストの出演が予定されている。

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