最大550軒で一時停電 雪の重みで倒木相次ぐ【長野】

6日朝は足元が悪い中での通勤通学になりました。南岸低気圧の影響で、普段あまり降らない中南部ほど大雪となりました。
こうした春の雪で注意すべきなのが、「停電」です。

午前6時半ごろの軽井沢町の様子です。雪をかぶった木々も重たそうにしなります。
軽井沢では5日夜から翌6日朝にかけて最大で26センチの積雪となりました。
春の雪かきは骨が折れます。

■住民
「重い雪なんですよ。(雪かきを)ダブルでかくが重くて前に進めない」

■楠原由祐子アナウンサー
「長野市は雨から雪に変わりました。大粒です、触ってみると水分が多いべちゃっとした雪です」

雪の原因は前線を伴った低気圧です。午前9時までの24時間降雪量は大町で18センチ、菅平で12センチ、松本では11センチ。普段あまり降らない中南部でも大雪となりました。
中部電力によるとこの雪の影響で伊那市や佐久市など最大550軒で停電が発生しました。
雪の重みで倒木が発生し断線したことなどが原因でした。

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