世界ランク上位不在の“裏大会” 久常涼、小平智、蝉川泰果が出場

今季PGAツアーの自身初戦を迎える小平智 (撮影は2023年「ZOZO」)(撮影/大澤進二)

◇米国男子◇プエルトリコオープン 事前情報◇グランドリザーブCC(プエルトリコ)◇7506yd(パー72)

フロリダスイング2戦目で昇格大会(シグネチャー・イベント)「アーノルド・パーマー招待」と同週に行われる一戦は、カリブ海に浮かぶ島国・プエルトリコ北東に位置するシーサイドコースを舞台に7日(木)に開幕する。賞金総額は400万ドル(約6億円)。

前年大会は、ニコ・エチャバリア(コロンビア)が単独首位で迎えた最終日に「68」をマークし、後続に2打差をつけてツアー初優勝を挙げた。

今季と同様、これまでも“格上”大会との同週日程が多く、直近15回の開催で10人の初優勝者が誕生。ことしも世界ランキング上位勢はフロリダに集結しており、多くの選手にとって初タイトル獲得のチャンスとなる。

日本勢は久常涼、小平智、蝉川泰果の3人が出場する。久常は前週予選落ちの流れを断ち切りたいところ。米下部コーンフェリーツアーを主戦場にする小平は今季PGAツアーの自身初戦、推薦出場の蝉川は4戦目を迎える。

連覇のかかるエチャバリアは、ことしも出場。いずれもメジャータイトルを持つツアー通算5勝のジェイソン・ダフナー、同8勝のジェフ・オギルビー(オーストラリア)らもエントリーした。

<主な出場予定選手>
ニコ・エチャバリア、ダニエル・バーガー、キャメロン・チャンプ、ジェイソン・ダフナー、ビル・ハース、久常涼、チャン・キム、小平智、ロバート・マッキンタイア、ジェフ・オギルビー、蝉川泰果

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