地元企業に就職を 宮城県などが就職ガイダンスを開催

約6割の学生が宮城県外への就職を選んでいます。人材の流出を食い止めようと、地元企業を集めた就職ガイダンスが仙台市青葉区で5日に開催されました。

みやぎ就職ガイダンスは宮城県と宮城労働局などが毎年開催していて、5日は宮城県に事業所がある82社が参加しました。

業種は製造業や宿泊・飲食サービス業など様々で、学生たちは事業内容や職場環境について説明を受け、仕事への理解を深めていました。

学生「どういった職種なのかや社風だとか色々なものをたくさん聞けて大変勉強になりました」「親が会社を経営していて、継ぐために販売の力が必要かなと思ったので(販売職に)就職しようと思いました」

宮城県によりますと例年、県にある大学や専門学校を卒業した学生の約6割が就職で首都圏など県外に流出していて、人材確保が課題となっています。

県雇用対策課村上達哉主査「こういった場をつくって1人でも多くの方が宮城県で就職していただけるように1、社でも多く企業のことを知っていただきたいと考えています」

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