さいたま市立大宮図書館、待ち時間表示ミスで「お詫び」 「470分待ち」が「740分待ち」、どっちも長すぎて「ほぼ誤差で草」の声

埼玉県のさいたま市立大宮図書館の公式Xが2024年3月4日、利用者に向けた「お詫び」を投稿し注目を集めている。学習支援室の待ち時間について「470分待ち」のところ「740分待ち」と誤入力してしまったというが、投稿を見た人からはその人気ぶりに驚きの声が相次いでいる。

「あまりの長さに予約を諦めてしまった皆さま」とは言うけれど...

さいたま市立大宮図書館は、大宮のパワースポットとして知られる氷川神社に通じる氷川参道や、山丸公園に隣接した大宮区役所内にある。

図書館内にある学習支援室は、図書館利用のための図書カードを持っている人なら誰でも利用できる無料の個人学習席だ。60分・120分・180分の利用時間があり、管内の端末から席の予約をすることができる。

図書館の公式Xアカウントは4日、「【お詫び】昨日ポストした学習支援室の待ち時間ですが、入力した時間を間違えてしまいました。あまりの長さに予約を諦めてしまった皆さま、大変申し訳ありません」と謝罪した。「正しくは、470分でした」という。

3日の投稿では、「【学習支援室】14:07現在の待ち時間は、740分231人待ちです」とアナウンスしていた。

百の位と十の位を入れ違えて入力してしまったというが、470分待ちであっても実に7時間50分という長時間の待ち時間が発生したことになる。

週末にはたびたび「満席です」のアナウンス

投稿を見た人からは、「ほぼ誤差で草」「どっちにしろ長くて草」「231人待ちに変わりないの、大都会大宮すぎる」など驚きつつ面白がる声が相次いでいる。

3日は日曜日だったが、同アカウントは週末になるとたびたび「今現在、学習可能な席は満席です」「今現在、学習可能な席はほぼ満席です」とお知らせしている。

受験シーズンであることも混雑に影響しているようだ。2月18日には、「受験シーズンも佳境を迎えています。友人同士で楽しく来館する姿が徐々に減り、ひとりで来館して学習に取り組む学生さんが増えてきました。自分の力を信じるのみ。もうひと踏ん張り!」と受験勉強に勤しむ学生に向けエールを送っている。

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