グループホーム入居者の男性殺害 初公判 起訴内容認める

2023年、三原市のグループホームで入居者の男性を殺害した罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。殺人の罪などで起訴されているのは、寺本正寛被告(72)です。起訴状によると2023年2月、三原市のグループホームで、杉本和幸さんの首を包丁で20回以上刺すなどして殺害した罪に問われています。2024年3月6日の初公判で、寺本被告は、起訴内容を認めました。検察は、寺本被告が犯行日の計画を立て、被害者を繰り返し包丁で刺したことから残虐性が高いと主張。一方、弁護側は寺本被告が、「地球を守るため異星人を排除した」などと話していることから精神疾患による妄想にとらわれた犯行と訴え、減刑を求めました。

【2024年3月6日】

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