前年最もよかった俳優・作品・監督をSCREEN読者が選出するSCREEN映画大賞。いつもの顔ぶれが揃っているようにみえて、意外にもランキングの変動が多くあった女優部門。圧倒的な人気を誇るエマ・ワトソンを初め、様々な女優たちがTOP20にランクインしました。読者の皆様の愛あるコメントと共にご紹介いたします! (3ページ目:文・山崎ともみ/デジタル編集・スクリーン編集部)
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20位 エミリー・ブラント
ファンの声
エミリー・ブラントは昔から大好きです。幾つになっても美しい。(50代・男性)
19位 ヘイリー・アトウェル
ファンの声
シリアスからコミカルな演技まで見事に演じるヘイリーの作品がもっと観たいです。(40代・男性)
18位 シャーリーズ・セロン
ファンの声
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)でのミシェル・ロドリゲスとの格闘シーンが最高でした。(30代・女性)
17位 ミア・ゴス
ファンの声
『Pearl パール』(2022)のミア・ゴスの怪演は衝撃だった。次作マキシーンも期待大。(20代・男性)
16位 クリステン・スチュワート
ファンの声
永遠の憧れです。自分を貫いているその姿は、カッコよくてファッションセンスもたまりません。(20代・女性)
15位 シアーシャ・ローナン
ファンの声
『ストーリー・オブ・マイライフ』(2019)での圧巻の演技が忘れられない。(30代・女性)
14位 ニコール・キッドマン
ファンの声
どんなジャンルの映画でも輝くニコールが大好きです。(30代・女性)
13位 フローレンス・ピュー
ファンの声
最近のピューは自分らしく生きていてとても好きです。鼻ピアスを開けて湿疹しちゃうところも可愛い。(20代・女性)
12位 レア・セドゥ
ファンの声
目の演技が巧。『それでも私は生きていく』(2022)素晴らしかったです。(30代・男性)
11位 レベッカ・ファーガソン
ファンの声
『ミッション』最新作でのレベッカは本当に素晴らしかった。トムとの掛け合いも流石でしたね。(40代・男性)
10位 ゼンデイヤ
2023年は出演作の公開が無かったものの、ルイ・ヴィトンのアンバサダーに就任したり、野外音楽フェス「コーチェラ」にてサプライズ登場し、約7年ぶりとなる生パフォーマンスで大きな話題を呼ぶなど、俳優業以外でも幅広く活躍していたゼンデイヤ。
今年は3月公開となる『デューン 砂の惑星PART2』でのチャニ役再演や、ルカ・グァダニーノ監督『Challengers(原題)』の公開が控えているから、来年はランクアップ間違いなし!
ファンの声
「シェキラ!」の頃から大好きで、才能に溢れていて尊敬しています。(20代・女性)
9位 ナタリー・ポートマン
残念ながら前回4位から少し後退してしまったナタリーだけれど、昨年は自身が製作総指揮を務めたロサンゼルスを拠点とする女子プロサッカーチームのドキュメンタリーシリーズ「Angel City(原題)」が米HBOで放映され注目を集めた。
待機作には、トッド・ヘインズ監督/ジュリアン・ムーア共演の『May Dcember(原題)』の公開が控えているから、今年は久しぶりにスクリーンでナタリーが観れる喜びを噛みしめたい!
ファンの声
ナタリーは『LEON』(1994)で初めて知ったのですが、幼少期から現在に至るまでの映画を追うのが好きでした。(20代・男性)
『レオン』『スター・ウォーズ』幼き美少女時代のナタリー・ポートマンを振り返る【成田陽子連載:私が会った人気スターの昔と今】 - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
8位 ガル・ガドット
昨年はNetflix『ハート・オブ・ストーン』にて自身も“今までで一番大変だった”と振り返るほどの本格派アクションを魅せてくれたガル。本作の撮影の為に何か月にも渡ってトレーニングやワークアウトなどの準備を行い、様々なスタントを身につけたそう。
待機作には、レイチェル・ゼグラーが主演を務めるミュージカル映画『SnowWhite(原題)』にて、ディズニーアニメーションの中でも代表的な悪役でもある邪悪な女王を演じる。
ファンの声
スタイル抜群でお茶目で、どこか可愛らしいガルが大好きです!アクションもカッコイイ。(30代・女性)
【ガル・ガドットのすべて】知られざるガルの秘話や素顔を11の項目でご紹介! - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
7位 オードリー・ヘップバーン
ハリウッドの黄金期を支え、映画界のみならずファッション界のアイコンとしても知られ、世紀を超えて世界中の人々に愛され続けているオードリー。
昨年は出世作『ローマの休日』(1953)が製作70周年を迎え、4Kレストア版がリバイバル上映され、その色褪せない美しさをスクリーンで堪能することが出来た。まだ詳細は明らかになっていないが、オードリーの生涯を描く初のドラマ「Audrey(原題)」も気になるところ。
ファンの声
4Kリマスター版の『ローマの休日』は人生で初めて劇場で観て感動しました!(20代・女性)
“永遠の妖精”オードリー・ヘプバーン【SCREEN創刊77周年記念特別版/今月の顔】 - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
6位 ケイト・ブランシェット
『TAR/ター』(2022)にて天才的な才能を持つ指揮者、リディア・ターを演じアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされたケイト。
更に、アメリカ公開から4年も経っての日本での公開となった『バーナデット ママは行方不明』(2019)では破天荒だけどチャーミングで憎めない主人公を熱演していた。待機作は、アルフォンソ・キュアロンが監督・脚本を務めるドラマ『Disclaimer(原題)』がApple TV +で配信予定。
ファンの声
ケイト・ブランシェットの更なる演技力を期待しています。(20代・女性)
話題作『TAR/ター』で主演を務めたケイト・ブランシェット/彼女にとって役作りは生きがい【成田陽子連載:私が会った人気スターの昔と今】 - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
5位 アニャ・テイラー =ジョイ
昨年は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』にてクールでタフなプリンセス・ピーチ姫の声優を務めて、更にファンの心を掴んだアニャ。
同時期に演じていた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の女戦士フュリオサの若き日を描く『マッドマックス:フュリオサ』は今年の春公開予定!
プライベートでは、2022年に婚約が報じられたミュージシャンのマルコム・マクレーとベネチアで挙式したというおめでたいニュースも。
ファンの声
歳を重ねる毎に魅力も溢れる。(20代・男性)
『マッドマックス:フュリオサ』の公開がとにかく楽しみです!(20代・男性)
今、話題作に欠かせない!アニャ・テイラー=ジョイに注目【今月の顔】 - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
4位 アン・ハサウェイ
『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』(2022)ではPTA会長も務める教育熱心な母親・エスター役で演技の幅の広さを魅せてくれたアン。
昨年は「ブルガリ ホテル 東京」のオープニングパーティのため11年ぶりに来日。滞在中は、京都で桜を観たり、東京では神田の古本屋街を散策して楽しんだそう。待機作に、ピーター・ディンクレイジ共演のロマンティックコメディ『ブルックリンでオペラを』が4月に公開予定!
ファンの声
10代の頃からずっと好きです。期待を裏切らない。(20代・女性)
『プラダを着た悪魔』(2006)で大好きになりました。落ち込む度に観て、元気を貰っています。(40代・女性)
3位 エマ・ストーン
前回17位のエマが今回は3位に大幅ジャンプアップ。現在公開中の『哀れなるものたち』では、生まれたての女性として蘇り、真の自由と平等を手にするために力強く進む主人公・ベラを熱演し、第96回アカデミー賞主演女優賞にノミネート!
待機作であるカナダ出身の人気コメディアン、ネイサン・フィールダーと共に主演・製作総指揮を務めるコメディドラマ「The Curse(原題)」への期待も高まるばかり!
ファンの声
エマ・ストーン、久しぶりの新作が楽しみ過ぎます。(40代・男性)
『ラ・ラ・ランド』(2016)で知り、現在でも好きだから。(20代・男性)
『哀れなるものたち』の主演エマ・ストーン&ヨルゴス・ランティモス監督インタビュー - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
2位 エマ・ワトソン
2019年から映画への出演はないものの、前回に引き続き2位をキープしたエマ。
昨年は、7月に弟・アレックスと共同で立ち上げたジンのブランド「Renais Gin(ルネス・ジン)」を設立して話題を呼び、9月にはクリエイティブ・ライティングを学ぶためにオックスフォード大学のパートタイムの修士号プログラムに入学したというニュースも! さらにブラッシュアップしたエマがどんな作品を書くのか、楽しみに待ちたい。
ファンの声
自分のやりたいことを常に考え、行動に移すエマを尊敬しています。(30代・女性)
聡明で美しいエマが大好き。(20代・女性)
エマ・ワトソンが美しすぎる!少女から現在までまとめてみた - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
1位 マーゴット・ロビー
2023年は『バービー』を含む3本の出演作が日本で公開され、プロデューサーとしての手腕も私たちに魅せつけてくれたマーゴット・ロビー。何度もTOP10にランクインしている彼女だけれど、今回初の1位ということで、今年以降の活躍にも期待が高まります。
プロデューサーとしても大活躍! オーストラリアのクイーンがナンバーワンに
『バビロン』(2022)では野心的な新鋭女優を魅力全開に演じ、『アステロイド・シティ』では出演時間は短いものの、重要で印象的な名シーンへ降臨。
そして2023年と言えばプロデューサー&主演を担った『バービー』! 1990年代に実写版バービーの企画を出したことのあるシャロン・ストーン、そして過去に主演が実現しなかったアン・ハサウェイらが本作を絶賛!
時代の変化や女性の活躍、“最高のバービー映画”の誕生を喜び、もちろん世界中で記録的ヒット。この年を代表する作品のひとつとなりました。
他にも彼女が設立者のひとりである制作会社ラッキーチャップ・エンターテイメントが携わる『Saltburn(原題)』も注目を集めるなど、プロデューサーとしても活躍中。こちらも文句無しのマゴちゃんYear!
ファンの声
いつまでも憧れの人。美しいだけではなくて、彼女には力強さがあって大好き。(30代・女性)
『バビロン』でもマーゴットの演技に女優魂を魅せつけられました。(20代・女性)
『バービー』でのマーゴットはとっても可愛いかったけれど、とてもカッコよかったです。高校生の娘と一緒に本作を鑑賞できたことも、良い思い出になりました。(50代・女性)
今一度思い出しておきたい! マーゴット・ロビー2023-2024年のニュース
夢を支え続けてくれた母の住宅ローンを完済!?
キャリア初期から応援してくれた母サリー・ケスラーとの話を出演番組で語ったマーゴット。
圧倒的存在感と確かな実力で躍進し続け、今を輝くスターの座に上り詰めた彼女は、十分なお金を稼げる様になってから、駆け出しの時代も支えてくれた母の住宅ローンを全額返済! しっかり者の彼女は借りたお金は全部メモしていたそうで、仲良し親子の素敵な恩返しエピソードです。
過去のファンへの神対応が話題に
それは2022年にロンドンで開催された映画『アムステルダム』のヨーロッパプレミアでの出来事。レッドカーペットでファンと交流する彼女に、耳の不自由なファンが手話がプリントされた紙を差し出すと…。
なんと、手話を知っていると笑顔で応じ、その場でアルファベットの指文字を披露! 手話でコミュニケーションをとりつつ、サインや写真撮影でそのファンを喜ばせた…どころかそのNEWSを聞いた世界中のファンをあたたかい気持ちに!
堂々たる対応の賜物、 バーベンハイマー現象
キリアンと共演したバラエティ「アクターズ・オン・アクターズ」での話。マーゴットは同日公開の映画『オッペンハイマー』のプロデューサーから、『バービー』の公開日を変更してはどうかという連絡があったそう。
マーゴットたちは「私たちは変更しない」ときっぱり断り、両作品ともに予定通り同日に公開。全く違うタイプの2本の映画はお客さんを取り合うどころか、両方観ちゃお!という素敵なムーブメントを巻き起こし“バーベンハイマー”と呼ばれました。とすればこの現象、マーゴットのおかげかも…!?
マーゴット&グレタ、トム様のエールに反応!
「M:I」シリーズの最新作が絶賛上映中だったトム様、同じく夏公開の映画たちをSNSで紹介。その中にはもちろん『バービー』も…!
この映画愛溢れるエールを受け取ったバービーチーム、マーゴット&監督グレタが映画のポスター前での鑑賞報告写真を投稿。添えられた「Mission: Accepted!」というコメントから「M:I」へのリスペクトを感じます。彼らが映画界を共に盛り上げる、尊い交流が拝めた瞬間なのでした!
プライベート来日のマーゴット、楽しみ方がなんだか通…!
実は、プライベートで来日していたマーゴット。目的の一つが九州を巡るクルーズトレイン「ななつ星」に乗ることだったそう。この列車はこだわりの美しい車両や内装、バーや茶室も備わった超豪華寝台特急で、そんな空間にいるマーゴットを想像しただけでうっとりしちゃいます。
また東京や京都でもグルメツアーを楽しみ、東京ではカルボナーラうどんのため3時間半もならんだとか。日本を満喫してくれた様で嬉しい限りですね。また近いうちに来てくれる事を願って…!
マーゴットの 『バービー』ファッション本が発売に!
昨年は映画『バービー』のプロモーション時、バービーにちなんだファッションの数々で私たちを楽しませてくれたマーゴット。実はまだまだ沢山の衣装が用意されていたそうですが、ストライキの影響で披露できなかったものも。
それはもったいない…!ということでマーゴットとタイリストのアンドリュー・ムカマルがそれらの衣装をまるっと紹介するファッション・フォトブックを制作。世界中のバービー&ファッションファンに向けて…とのことで、発売が待ち遠しい!
しばらくの間俳優業休業!? マーゴットの今後
近年立て続けにヒット映画に出演してきたマーゴットは、プロデューサー業はそのままに、俳優業はしばらくお休みするかもという話も。
そんな彼女の次回作『オーシャンズ11』前日譚には出演&プロデューサーとして携わるとの情報が。かつてジョージ・クルーニーが演じたダニー・オーシャンの両親役で、マーゴット&ライアン・ゴズリングが再共演。
バービーでのはちゃめちゃコンビの再タッグなんて正直期待しかない…! 演技も製作も“らしく”取り組む姿がカッコいい、今後も彼女から目が離せません。
その活躍は止まらない! マーゴット・ロビーの魅力 - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)マーゴット・ロビーが完璧に着こなした!『バービー』プロモツアーでの激カワコーデたち - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)