ジェイミー・フォックス、昨年の健康危機をいずれステージで楽しく語るつもり

ジェイミー・フォックス、昨年の健康危機をいずれステージで語るつもり(C)Zeta Image

昨年、原因不明の合併症で病院に緊急搬送されたジェイミー・フォックス。病名や症状など、詳しい状況については明らかにしてこなかったが、いずれステージで、「楽しく」語るつもりでいると語った。

ジェイミーは2023年4月、キャメロン・ディアスの復帰作としても注目の『Back in Action(原題)』を撮影していたアトランタで内科的合併症に見舞われ、地元の病院に緊急搬送。一時は深刻な容態だったと報じられた。

Varietyによると、現地時間3月3日午後に開催されたアフリカン・アメリカン映画批評家協会のイベントにジェイミーが出席。同協会のプロデューサー賞を授与され、スピーチで、入院騒動について触れたそうだ。

「皆が知りたがっているので、何が起きたのか語るつもりです。ですが、僕のやり方でするつもりです。楽しい形で、ステージに立って話すことにします。スタンダップコメディのルーツに戻ろうと思います」とコメント。

「『What Had Happened Was(何が起きたのか)』というタイトルにして、すべて起きたことを語るつもりです。特にこっちサイドで起こったことをね」とジョークを交え、入院中彼にまつわるデマやウワサが広まったことに触れつつ語った。

彼は昨年12月にも、Critics Choice Association’s Celebration of Cinema & Television:Honoring Black,Latino and AAPI Achievementsで、入院について言及。この時は「大変なことを経験しました。いくつもです」「これはすごいことです。6ヵ月前には不可能でした。本当に、歩くことも出来ませんでした…」と涙で言葉を詰まらせ、「半年前には、ここに立ち、こんなことが実現するなんて思えなかった。だけど歩いて舞台に上がり、ヴァンガード賞を手にした。神に感謝します」と述べていた。

病状について、詳しい状況は明らかにされていないが、ジェイミーは7月にインスタグラムを更新し、自身の口で回復をアピール。「失明したという声があるが、ご覧の通り目は大丈夫。身体に麻痺が残ったとの声もあったが、麻痺もない」と話し、「地獄を見たけれど戻ってきた。回復の過程には障害もあったが、戻って来られた。そして仕事も出来るようになった」とファンに報告していた。

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