バイエルンがマンチェスター・シティのドイツ人GKシュテファン・オルテガに興味を示しているという。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じている。
オルテガは2022年の夏にビーレフェルトからマンチェスター・シティに移籍した。加入してからはブラジル代表GKエデルソンから正GKの座を奪うまでにはいたらず、マンチェスター・シティでは公式戦通算22試合の出場にとどまっており、そのうちリーグ戦の出場は5試合である。
オルテガとマンチェスター・シティの間で結ばれている契約は2025年夏までである。サッカージャーナリストであるフロリアン・プレッテンベルク氏によると、契約延長の交渉は金額面の問題で難航しているという。
また、同氏によるとオルテガは正GKとして出場機会を求めているようだ。オルテガに対して関心を寄せているクラブはバイエルンだけではなく、ベルギーのアンデルレヒトなどのクラブも獲得を検討している。
しかし、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はオルテガを高く評価しており、今後も契約延長の交渉は続くとみられる。グアルディオラは以前にもオルテガの去就について「オルテガを放出したくないし、レンタルもしたくない。我々は彼を必要としている」と語っていた。
また、オルテガ自身もチームでの第2GKとしての起用についてこう語っていた。
「前からはっきりしていたけど、クラブはエデルソンを正GKとして見ている。それでも向上心を持って、機会があれば活躍できるGKを求めていると言っていた。日々進歩して、ベストのパフォーマンスを披露することが僕の目標だ」